3級FP技能士試験 過去問題 解答・解説

2011年5月 実技試験 個人資産相談業務
 

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解答 2


宅地の建築面積および延べ床面積の限度を求める問題です。これは、正解した方は多そうな問題ですが、きちんと意味を理解した上で、正解できたでしょうか?3級FP技能士試験にしては、少しレベルが高いお話しになりますが、


容積率は、指定容積率をそのまま使って計算しては駄目なんですよ。宅地に適用される容積率は、


指定容積率と前面道路幅員に一定乗率(乗率=原則として、住居系の地域の場合は、4/10、それ以外は6/10)を乗じたものを見比べて小さい方を適用することになっているのです。正しい計算過程を以下を良く見て確認しておくようにしましょう。


☆ 計算過程


建ぺい率 = 指定建ぺい率60%


建築面積の限度 = 30×20×60% = 360u


容積率


指定容積率 200% < 6m×4/10 = 240%


よってこの宅地に適用される容積率は、200%


延べ床面積の限度 = 30×20×200% = 1200u



☆ 参考 3級FP技能士無料ポイント講座 不動産 


     第10回 建ぺい率とは?


     第12回 容積率とは?






解答 2


不動産所得の金額を求める問題です。不動産所得の金額は、収入金額 − 必要経費 で求められます。が!この問題には、よくあるひっかけが混ぜられていますね。必要経費の中に、元金返済額を混ぜて駄目ですよ。なぜなら、


元金返済額の240万円とは、240万円の現金という財産が、240万円分の建物という財産に変わっただけで、


自分の財産の価値は、理屈的には240万円のままでしょ?つまり、自分の資産を移動させただけ。


ですから、必要経費の中に、元金返済額を含めることはできないのです。というわけで、正解肢は、選択肢2番となります。3級FP技能士試験としては、やや難しいかな?とも思いますが、どうせ、いつかは学習することになるお話ですから、この機に覚えておくようにしましょう。






解答 3


民法の法定相続分に関する問題です。これは、3級FP技能士試験の定番問題。学科、実技問わず非常によく質問されるお話しですから、正解必須問題ですよ。相続人が配偶者と兄弟姉妹である場合の法定相続分は、


配偶者 = 3/4、兄弟姉妹 = 1/4


でしたよね。この問題では、1/4を兄と姉の2人で分けることになりますから、それぞれの法定相続分は、


配偶者 = 3/4、兄 = 1/8、姉 = 1/8 となります。この計算は、必ず出来るようにしておいてくださいね。



☆ 参考 3級FP技能士無料ポイント講座 相続 


     第7回 法定相続分とは?






解答 3


遺言書に関する問題・・・じゃないですね。選択肢3だけ遺留分のお話しです。これは、FP試験では、よくあるパターンの問題。兄弟姉妹には、遺留分はありません。ゼロです。したがって、正解肢(誤りの記述)は3番となります。遺留分の割合を覚えておくことも大切ですが、FP試験対策的には、いの一番に「兄弟姉妹に遺留分なし!」という点を頭に叩き込むようにしてくださいね。このパターンは、本当に、よく出題されますよ。






解答 1


相続税の課税価格に加算すべき生前贈与財産の価格に関する問題です。相続税では、原則としては、相続開始前3年以内に被相続人から贈与を受けた財産については、相続税の課税財産とされることになっていますが(=生前贈与加算といいます。)、これは、あくまで、げ・ん・そ・く のお話し。この問題では、贈与税の配偶者控除の特例を使うと書いてありますよね。


贈与税の配偶者控除の特例を適用し、贈与された財産については、相続税の課税財産には加算しない


ことになっているのです。したがって、正解肢は1番となります。


ちなみに、相続時精算課税制度を利用して贈与された財産は、すべて相続財産に加算されることになりますよ。こうした特例ごとの扱いの違いに注意して、学習しておくようにしましょう。




                        




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