3級FP技能士試験 過去問題 解答・解説

2012年5月(平成24年5月)試験 学科試験
 

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解答 2


係数表に関する問題です。係数表については、FP試験対策的には、この質問には、この係数というように使い方を機械的に覚えておけばOK。この問題では、「○年間にわたって毎年○円ずつ受け取るには今いくら?」と質問していますから、このパターンの質問の際に用いる係数は、年金現価係数ですね。したがって、


50万円 × 12.8493 = 642.465万円 → 万円未満切り上げ = 643万円


と計算され、正解は、選択肢2番となります。係数表は、使い方さえ覚えておけば、掛け算するだけ。得点が見込みやすい問題となりがちですから、6つの係数表の使い方は、必ずおさえておくようにしましょう。



☆ 参考 3級FP技能士無料ポイント講座 ライフプランニングと資金計画 


     第4回 係数表の使い方






解答 1


貸し金業法による個人が借り入れできる無担保借り入れ額の限度に関する問題です。これは、知らなくても仕方なし。消費者金融から借り入れをおこなう場合やクレジットカードでキャッシングする場合、借入限度額は、原則として年収の1/3までとされています。したがって、正解肢は選択肢1番となります。ちなみに、この規制の主旨は、過度な借り入れを防ごう!ということであって、借り入れ自体を禁止しようということではありませんから、クレジットカードによるショッピング枠内での買い物や自動車ローンや事業用の借り入れなどは、原則としてこの規制の対象外となります。






解答 2


特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢に関する問題です。うっ、未来先取りですか。ちと厳しいですね。平成24年に60歳になる男性の生年月日は、昭和27年生まれ。昭和24年4月2日〜昭和28年4月1日生まれの男性には、60歳から報酬比例部分の年金が支給されるが、定額部分の支給はない。ということでしたよね。FP試験対策としては、最低限、FP試験を受験する年に60歳となる男性の厚生年金の支給開始年齢ぐらいは、おさえておいていただきたいところですが、ここで、質問されている生年月日は、この次の段階のお話し。


徐々に年金の支給開始年齢が遅くなっている


ということは、ご存知ですよね。現段階で定額部分の支給がなくなっていますから、次に遅くなるのは・・・報酬比例部分しかない・・・。


次の段階=昭和28年4月2日〜昭和30年4月1日生まれの男性の場合では、定額部分の支給は当然なし!報酬比例部分の支給開始年齢は、現段階よりも1年遅くなって61歳からとなっているのです。


したがって、正解肢は、選択肢2番となります。すべての生年月日ごとの支給開始年齢をまるまる覚えようとすると厳しいと思いますが、実は・・・・ここから後(男性の生年月日で昭和28年4月2日〜)は、2年きざみ!!!


男性の生年月日     報酬比例部分の支給開始年齢


昭和28年4月2日 → 61歳から

+2年

昭和30年4月2日 → 62歳から

+2年

昭和32年4月2日 → 63歳から

+2年

昭和34年4月2日 → 64歳から

+2年

昭和36年4月2日以降 → 65歳から。つまり、特別支給の老齢厚生年金は支給されない。


というわけで、特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢は、昭和28年4月2日以降は、2年ごとに1歳遅くなる。と覚えておけばOK!今後は、この辺りの出題が増えてくるかもしれませんから、これから、FP試験を受験される方は、2年きざみの法則、おさえておくようにしましょう。






解答 1


雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金に関する問題です。雇用保険では、60歳以上65歳未満で被保険者期間が5年以上ある者について、賃金が60歳時点に比べて75%未満に低下した状態で就業し続ける場合には、一定要件を満たしていれば、各月の賃金の一定割合が高年齢雇用継続基本給付金として支給されます。したがって、正解肢は、選択肢1番となります。


若い方は、何のことだかイメージが湧かないと思いますが、要は、60歳となって、定年延長や再雇用となった場合のお話しですよ。この年齢の方の実力が十分なのは、言うまでもありませんが、さすがに体力の低下は否めませんから、賃金が下がってしまうことが多いのです。というわけで、これを補助しているのが、この制度。わかりにくいと感じたら、イメージをもって学習してみるようにしましょう。






解答 3


公的介護保険に関する問題です。公的介護保険では、第1号被保険者は、原因に関係なく要介護状態になった場合に、、公的介護保険のサービスを受けることができますが、第2号被保険者は、老化に起因する特定の病気によって要介護状態になった場合に限り、介護サービスを受けることができます。


この問いでは、特定疾病に限定されるとありますから、@に入るのは、第2号被保険者!


したがって、正解肢は、選択肢3番となります。Aの解である保険者が市町村および東京都の特別区である点もFP試験対策として、おさえておいたほうが良いとは思いますが、まずは、公的介護保険の第1号、第2号の定義、違いといったあたりから、優先的に学習していくようにしましょう。



☆ 参考 公的介護保険の被保険者の区分


第1号被保険者・・・65歳以上の市町村内に住所を有する者です。第1号被保険者は、要介護状態になった場合、原因に関係なく、公的介護保険のサービスを受けることができます。


第2号被保険者・・・40歳以上65歳未満の市町村内に住所を有する者で医療保険に加入している者です。第2号被保険者は、老化に起因する特定の病気によって要介護状態になった場合に限り、介護サービスを受けることができます。






解答 3


生命保険契約者保護機構に関する問題です。保険契約者保護機構とは、保険会社の経営が破綻した際に、保険契約、保険契約者の保護を図るための制度です。国内で営業するすべての生命保険会社・損害保険会社は、保険契約者保護機構に加入する義務があります。


生命保険契約者保護機構の補償割合は、原則として対象契約の責任準備金の90%。


したがって、正解肢は、選択肢3番となります。責任準備金とは、将来の保険金等の支払いのために保険会社が積み立てておくべきお金のこと。FP試験対策として、この定義もあわせて覚えておくようにしましょう。






解答 1


生命保険の保険料に関する問題です。変わった切り口の質問ですが、これでは、勉強しなくても正解できてしまいますがな・・・。いけませんねぇ・・・。普通に考えて、


予定利率を高く見積もる → たくさん金利がもらえる予定 = 収入が多くなると言っているのと同じ意味。


予定死亡率・予定事業費率を高く見積もる → 支払いが多くなると言っているのと同じ意味。


ですから、保険料が安くなるのは、収入が多くなる場合 = 予定利率を高く見積もった場合。したがって、正解肢は、選択肢1番となります。


この問題の理解はこんな感じでOKですが、3級FP技能士試験対策としては、以下のページを利用して、生命保険料の仕組みを正しく覚えておくようにしてくださいね。



☆ 参考 3級FP技能士無料ポイント講座 リスク管理 


     第2回 生命保険料のしくみ






解答 1


延長保険と払い済み保険に関する問題です。この2つの定義は、3級FP技能士試験対策として、必ず覚えておくようにしましょう。


払済保険とは、現在の保険契約の保険料の払い込みを中止して、その時点の解約返戻金を原資として、同じ種類の保険または養老保険に変更すること、


延長(定期)保険とは、現在の保険契約の保険料の払い込みを中止して、その時点の解約返戻金を原資として元の契約と同額の定期保険に変更することをいいます。


この問題の正解肢としては、文末に「同じ種類の保険または養老保険に変更」とありますから、これより選択肢1番を選べばよいのですが、3級FP技能士試験対策としては、


保険期間が短くなるのは、どっち?


保険金額が少なくなるのは、どっち?


の2つの質問には、必ず答えられるようにしておきたいところ。この質問に対する解答は、3級FP技能士無料ポイント講座に掲載されていますから、わかならい方は、必ず確認しておくようにしましょう。



☆ 参考 3級FP技能士無料ポイント講座 リスク管理 


     第4回 払済保険と延長保険






解答 2


損害保険の用語に関する説明です。保険の対象の評価額のことは、保険価額といいますから、これは、正解肢は、選択肢2番ですね。この用語の意味を単体で覚えておしまい・・・では、あまりにもったいないですよ。どうせなら、保険価額、保険金額といった用語が多く登場する超過保険等のお話しとあわせて学習しておくようにしましょう。



☆ 参考 3級FP技能士無料ポイント講座 リスク管理 


     第7回 超過保険とは?






解答 3


地震保険に関する問題です。3級FP技能士試験対策としての地震保険の学習ポイントが、ずばり出題!この知識は必ずおさえておきましょうね。


地震保険の保険金額は火災保険(主契約)の30%〜50%の範囲内とされ、他の地震保険も含めて建物5000万円、家財1000万円が限度とされていますから、正解肢は、選択肢3番となります。


ここが、重要な学習ポイントである旨は、3級FP技能士無料ポイント講座にも掲載されていますよ。間違えてしまった方は、よ〜く復習しておくようにしてくださいね。



☆ 参考 3級FP技能士無料ポイント講座 リスク管理 


     第9回 地震保険の重要ポイント



                        





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