3級FP技能士試験 過去問題 解答・解説

2012年9月 実技試験 個人資産相談業務
 

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解答 3


建ぺい率の制限に関する問題です。建ぺい率は、建築面積の敷地面積に対する割合のことをいいます。


建ぺい率 = 建築面積/敷地面積×100


要は、敷地のうち、建物の面積として使っても良い割合のことですよ。3級FP技能士無料ポイント講座では、イメージ図によって説明がなされていますから、文字で覚えることが苦手な方は、イメージ図を頭にいれておくようにしてくださいね。


で、この建ぺい率、問題にあるように、都市計画図にて上限が定められています。自分の土地だからと言って、みんなが、敷地いっぱいいっぱいに、建物を建てていくと、火事になったら、あっという間に全部燃え広がってしまうでしょ?だから、一定の制限がなされているのです。


でも・・・逆を言えば、安全そうなら多少おまけしてあげても良さそうですよね。ですから、特定行政庁の指定した角地(←消防車等の進入ルートが2つある)や防火地域内にある耐火建築物では、10%の上限の緩和が受けられることになり、この2つを同時に満たす場合は、10%+10%で20%の上限の緩和が受けられることになるのです。


というわけで、正解肢は、選択肢3番となります。建ぺい率や容積率のお話は、3級FP技能士試験においては、最も重要な学習ポイントのひとつ。このあたりのお話は、少し時間をとってでも、しっかり学習しておくようにしてくださいね。



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  第10回 建ぺい率とは?


  第11回 建ぺい率の緩和規定






解答 2

建築物の最大延べ床面積を求める問題です。つまりは、容積率に関する問題ですね。この問題では、土地の面積×指定容積率となっている算式が正解肢(選択肢2番)となっていますが、容積率の場合は、常にこうなるわけではありませんから、この点には、ご注意を!!!敷地に適用される容積率は、敷地の前面道路が12m未満であるときは、


前面道路に一定割合を掛けたものと指定容積率を見比べて小さい方を適用!!!


することになっていますから、ただ単に正解肢を選ぶだけでなく、


8m×6/10>400% よって400%を適用


※ 幅員の大きい方を前面道路とします。


としたうえで、正解肢を選ぶ必要があるのですよ。容積率のお話では、ここが一番大切!!!容積率については、常にこの計算をおこなってから、解答するクセを日頃からつけておきましょうね。



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  第12回 容積率とは?






解答 1


相続放棄にかかる民法の規定に関する問題です。どのお話も3級FP技能士試験対策としておさえておきたいお話ですが、正解肢である選択肢1番(誤りの記述)については、必ず限定承認とセットにして覚えておくようにしてくださいね。


相続の放棄も限定承認も、手続きを行う期限は、どちらも相続開始があったことを知った日から3ヶ月以内とされていますが、


相続の放棄は、相続人が単独でおこなうことができるのに対して、


限定承認は、相続人が複数いるような場合は共同で家庭裁判所へ申述する必要があるのです。


つまり、この問題は、この2つのお話を入れ替えたということですね。もちろん、この逆の入れ替えパターンもあり!どちらを質問されても、サクッと正解できるように、この2つの違いは意識して学習しておくようにしましょう。



☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座 相続


  第2回 相続の開始後のスケジュール






解答 1


相続税の課税価額に算入される死亡保険金に関する問題です。ま、要は、相続税の死亡保険金の非課税金額を計算しろという問題ですね。死亡保険金については、


500万円×法定相続人の数


の算式によって計算される非課税枠がありますが、ここで言っている法定相続人とは・・・・


相続税の計算上の法定相続人!!!


ですよ。相続税の計算上では、相続人が相続放棄している場合には、相続放棄は、なかったことにして、相続人として数えるということでしたよね。つまり、長女Dさんは、ここでは相続人扱い。したがって、計算される非課税金額は


500万円×3人=1500万円


受け取る死亡保険金は、3000万円ということですから、相続税の課税価格に算入される死亡保険金額は、


3000万円−1500万円=1500万円


と計算されます。この民法の法定相続人と相続税の計算上の法定相続人の扱いの違いについては、相続税における一番の学習ポイントといっても、過言ではない学習ポイント。少しややこしいお話ではありますが、必ずしっかり学習しておくようにしてくださいね。



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  第10回 相続税の非課税財産と債務控除






解答 2


相続税の総額を計算する問題です。少し3級FP試験としては、難しい問題だったかもしれませんね。とりあえず、それぞれの相続人が、どれだけ遺産を相続するのかを考えてみましょう。相続人は、妻と子供ですから、それぞれの法定相続分は、妻=1/2、子供全員=1/2ですから、


妻の分   = 1億2000万円×1/2 = 6000万円


子供全員分 = 1億2000万円×1/2= 6000万円


子供1人分 = 6000万円×1/2 = 3000万円


ということですよね。相続税の計算上ですから、長女は相続人として扱ってくださいよ。では、次にこの金額に速算表に記載されている取得金額に応じた税率を乗じていきましょう。


妻 = 6000万円×30%−700万円 = 1100万円


子供1人分 = 3000万円×15%−50万円 = 400万円


ですね。ただし!400万円は、一人分でしょ?ですから、相続税の総額は、


子供2人分 = 400万円×2人 = 800万円


1100万円+800万円 = 1900万円


と計算されることになります。したがって、正解肢は、選択肢2番ですね。長女は、相続放棄しているのに、400万円も税金払うの?と疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなわけはありません。今度は、この1900万円を基にして、それぞれの相続人の実際の財産の取得割合を乗じ、実際に誰がいくら税金を払うのかを決めていくことになります。つまり、これはホントは、まだ計算の途中ということですね。3級FP技能士試験では、ぜ〜んぶ計算しろと言われることは、まずありませんから、そこは気にしなくても大丈夫。3級FP技能士試験対策としては、ここまでの相続税の総額の計算の流れをおさえておくようにしましょう。




                        





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