FP3級試験 過去問題 解答・解説

2013年1月 実技試験 個人資産相談業務
 

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解答 3


公的年金の老齢給付の概要に関する問題です。各老齢給付の支給要件は、3級FP技能士試験対策として必ずおさえておくようにしてくださいね。各老齢給付の支給要件は、


老齢基礎年金 → 原則として受給資格期間が25年以上である必要


特別支給の老齢厚生年金 → 原則として厚生年金の被保険者期間が1年以上である必要


65歳からの老齢厚生年金 → 原則として厚生年金の被保険者期間が1か月以上である必要


となっていますよ。したがって、正解肢(正しい記述)は選択肢3番ですね。このお話は、3級FP技能士無料ポイント講座にも掲載されているお話ですから、間違えてしまった方は、必ずよく復習しておくようにしましょう。



☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座ライフプランニングと資金計画 


  第10回 老齢基礎年金の基礎知識

  第12回 特別支給の老齢厚生年金とは?

  第13回 加給年金と振替加算






解答 2


老齢基礎年金の受給金額に関する問題です。これは、3級FP技能士試験としては、難しい問題ですね。まず、第一関門となる老齢基礎年金の保険料の納付期間ですが、これは、401月が正解。厚生年金加入期間は、厚生年金と国民年金の両方に加入しているのですよ。ですから、


5月+349月+47月 = 401月


と計算されるのです。ここまでは、FP3級試験対策としておさえておいていただきたいのですが、この問題では、まだ続きがありますね・・・。第2関門となるのが、全額免除期間の乗率。これはね・・ひどいですわ・・・。


免除期間がある場合の乗率は、平成20年度分までの乗率と平成21年度以降分の乗率にわかれており、この問題の場合は、平成20年度分までの乗率が適用されますから、全額免除期間に乗じられる乗率は、1/3となります。したがって、正解肢(正しい記述)は、選択肢2番となります。


老齢基礎年金の受給金額の計算の仕組みぐらいは、理解しておいても良いかな?と思いますが、乗率まで覚えろとは、ちょっとやりすぎの感じ。選択肢2、3のどちらか・・・というところまでたどり着ければ、FP3級試験対策としては、十分だと思いますから、これから、3級FP技能士試験を受験される方は、先の第一関門突破までは、がんばって学習しておくようにしてくださいね。


ちなみに、乗率については、2級FP技能士無料ポイント講座に掲載されていますから、興味がある方は、こちらで確認しておいてくださいね。



☆ 学習参考ページ 2級FP技能士無料ポイント講座 〜パーソナルプランニング〜 


  第6回 老齢基礎年金の受給金額






解答 3


老後の年金収入を増やす方法に関する問題です。選択肢1番は付加年金、選択肢2番は国民年金基金、選択肢3番は、老齢基礎年金の繰り下げ支給のお話ですね。このうち、FP3級試験対策として、特におさえておきたいのは、選択肢3番の老齢基礎年金の繰り下げ支給のお話。


0.5%は、繰り上げ請求(65歳前に本来より早く年金を受け取る請求)の場合の減額率ですよ。


繰り下げ請求(65歳を過ぎてから70歳になるまでの間に本来より遅れて年金を受け取る請求)の場合の増額率は、1か月あたり0.7%の増額率となります。


したがって、正解肢(誤りの記述)は、選択肢3番ですね。この問題のように数字を入れ替えて質問されることも多いですから、減額率と増額率は、セットにしてまとめて覚えておくようにしてくださいね。






解答 2

株式の投資指標に関する問題です。ここにあげられているPERとPBRは、FP3級試験対策として必ず計算できるようにしておいてくださいね。ROEもできれば・・・ですが、まずは、この2つの指標の計算式を頭に入れることから始めていきましょう。


PERは、株価/1株益の算式により計算されますから、まずは、1株益=1株当たり利益を計算してみると、40億円/1億株=40円。あとは、PERの計算式に当てはめて計算すれば、良いだけですから、600円/40円=15倍となります。


PBRの計算式は、株価/1株当たり純資産ですから、こちらも1株当たり純資産を計算すると、500億円/1億株=500円。あとは、PBRの計算式に当てはめて計算すれば、良いだけですから、600円/500円=1.2倍と計算されます。


したがって、正解肢(正しい記述)は選択肢2番となります。


ROEについては、問題文にあるとおり、自己資本利益率 → 自己資本に対する利益の割合のことをいいますから、これを計算式に直すと、利益/自己資本×100となり、数値を当てはめて計算すると、40億円/500億円×100 = 8%と計算されることになります。ROEまで覚えておきたいと思われる方は、このように、日本語名から追っていくと、楽に覚えられると思いますよ。試してみてくださいね。



☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座 金融 


  第10回 株式投資 代表的な投資指標 その1〜 PERとPBR 〜






解答 2


株式投資に関するアドバイスについての問題です。はぁ?と耳を疑いたくなるような選択肢が2つも・・・。これは、正解しなければならない問題ですよ。


選択肢1番については、2秒、いや、1秒で切り捨てましょう。株式投資において、株価の下落リスクを考慮しなくてよい銘柄など、一切存在しませんよ。これ以上の解説は不要ですよね。


選択肢2番については、輸入企業=海外から物を買う企業ということですから、円高は有利に働きます。なぜ?と思われる方は、ドルを物と認識して、考えてみてください。1ドルという物を80円で買うのか、100円で買うのか、どちらが良いですか?80円で買う方が良いでしょ?できれば、75円、70円で買えたほうが、良いですよね?つまり、輸入企業にとっては、円高は有利ということなのです。したがって、この選択肢が正解肢(正しい記述)となります。


選択肢3番については、配当金というのは、企業が稼いだ利益の再分配ですから、利益がなければ、配当が0となることも普通にある話ですよ。払う、払わないは、企業の勝手。ですから、必ず支払われるとしているこの選択肢は、誤りの記述となるのです。試験対策的には、必ずの文字発見=とりあえず疑う という公式を頭に持っておくと役に立つことが多いと思いますよ。いや、ホントは、きちんと覚えた方が良いのですけどね・・・・。






解答 1


平成24年中に株式を売却した場合に課せられる所得税・住民税を計算する問題です。上場株式を譲渡したことによって得た利益に課せられる税率は、所得税7%・住民税3%の計10%でしたよね。


利益の額は、購入時株価600円・売却時株価700円 より、1株当たり100円。これを1000株なので、100000円。これに対して10%の税率が課せられるということですから、この場合の税額は、1万円ということになります。したがって、正解肢(正しい記述)は、選択肢1番となります。


ちなみに、平成25年以降のすべての所得税には、復興特別所得税が課せられることになっています。この問題では、平成24年譲渡が前提になっていますから、復興特別所得税を考慮する必要はありませんが、今後、もしも、復興特別所得税を考慮しろと言われるようなことがあった場合は、所得税額に2.1%を乗じて復興特別所得税を計算してあげればOKです。


上場株式の譲渡にかかる税率の場合は、所得税率は7%ですから、


7%×(1+0.021)+3% = 10.147%


と計算すれば良いです。平成25年1月試験の段階では、復興特別所得税は、FP試験では無視されていますが、今後のことはわかりません。平成25年5月以降の試験を受験される方は、このお話、少し気に留めておくようにしてくださいね。






解答 2


源泉徴収票の読み取り問題です。FP3級試験としては、少し難しい問題ではありますが、正解したい問題でもありますね。このぐらいのレベルの問題が解けるようになることを目標にして学習を進めていくと良いと思いますよ。どのお話も、基礎となっている知識は、FP3級試験対策として必要なものばかりですから、間違えてしまった方は、以下の解説をよく読んでおくようにしてくださいね。


解説


選択肢1番 正しい記述です。源泉徴収票をみると、控除対象配偶者の欄が有りとなっていますよね。妻Bは、配偶者控除の対象となるということです。配偶者控除の対象となるには、妻Bの年間合計所得金額が38万円以下である必要があります。妻Bの所得を給与所得に限定するのなら、給与所得には、最低65万円の給与所得控除がありますから、給与収入X−65万円=38万円の算式を満たす給与収入Xを求めればよいことがわかりますよね。これを計算すると給与収入X=103万円となりますから、妻Bの給与収入が103万円以下であると推定することができるのです。


選択肢2番 誤りの記述です。所得税における地震保険料控除は、5万円を限度に支払い保険料の全額が控除の対象となります。源泉徴収票をみると、地震保険料控除の額は、2万5千円となっていますから、支払った保険料は、2万5千円ですね。「住民税」では、2万5千円を限度に支払保険料の1/2を控除額としていますから、これとの混同を狙った問題です。間違えないように覚えておくようにしましょう。


選択肢3番 正しい記述です。源泉徴収票をみると、特定扶養控除の対象者となっていますから、子Cの年齢は、19歳〜23歳未満であることがわかります。この年齢と特定扶養控除の場合の控除額63万円はFP3級試験対策として、必ず覚えておくようにしましょう。



☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座 タックスプランニング 


  第3回 給与所得の学習ポイント

  第12回 配偶者控除と配偶者特別控除

  第13回 扶養控除の学習ポイント


☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座 リスク管理 

  第14回 生命保険料控除と地震保険料控除






解答 1


新生命保険料控除に関する問題です。文中の「同年中(24年中)に新たに契約した」あるいは、「源泉徴収票内の新生命保険料控除」の文字を確認してから、解答しましたか?


生命保険料控除は、平成23年12月31日以前に契約した保険契約については、更新や特約中途付加などにより所定の契約内容の変更があるまで、平成24年1月1日以後も旧制度が適用されることになっていますから、前提条件をしっかり確認してから解答するようにしてくださいね。


新生命保険料控除の対象となる保険契約の場合の最高控除額は、所得税では、支払い保険料8万円で、各最高4万円となっていますから、正解肢(正しい記述)は、選択肢1番となります。


生命保険料控除は、今後出題が増加していくと予想される学習項目の一つですから、最高控除額以外のお話もしっかり学習しておくようにしましょう。



☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座 リスク管理 


  第14回 生命保険料控除と地震保険料控除






解答 1


所得税の医療費控除に関する問題です。これは、医療費控除の計算式を覚えておけば正解できる問題。必ず正解していただきた問題ですね。医療費控除の額は、


医療費−医療費を補填する保険金等−(総所得金額の5%または10万円のいずれか少ないほう)


の算式により計算されますから・・・選択肢にある計算式の形からして・・・1番しか選べないですね・・・。もちろん、FP3級試験対策としては、これだけでは足りませんよ。3級FP技能士無料ポイント講座では、医療費控除の算式の覚え方も記してありますから、算式の形だけでなく、内容もしっかり学習しておくようにしてくださいね。



☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座 タックスプランニング


  第15回 医療費控除の学習ポイント






解答 2


不動産取引における民法の規定に関する問題です。選択肢1番は、解約手付のお話、選択肢2番は、瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)のお話となっていますが、この2つのお話は、FP試験では、非常によく質問されるお話となっていますから、必ずしっかり頭にいれておくようにしてくださいね。


選択肢1番は、誤りの記述。契約を解除する場合の規定は、買主も売主も、契約の相手方が履行に着手するまで!!!が期限となっていたはずですよ。この問題では、履行に着手した後でも・・・となっていますから、この時点で誤りの記述確定なのです。


選択肢2番は、正しい記述です。瑕疵とは一言でいえば、欠陥のことをいいます。このお話は、購入した物件に欠陥があったらどうしてくれるの?というお話ということですね。民法では、瑕疵担保責任について、売買の対象物に隠れたる瑕疵があった場合、売主は善意の買主に対して瑕疵発見から1年間は責を負うとされていますから、買主はこの期間内に請求する必要があることになります。しかし・・・ですね、瑕疵発見から1年間では、5年後に発見したら、そこから1年間、10年後に発見したらそこから1年間・・・となってしまい、これでは、最初から壊れていたのか、時間の流れの中で壊れたのかが分からなくなってしまうでしょ?ですから、宅建業法では、瑕疵担保責任を「引渡しの日から」2年以上の期間とした特約は有効とされているのです。文中の「特約がない限り」の部分も学習ポイントになっていますから、あわせて覚えておくようにしてくださいね。


選択肢3番は、誤りの記述です。登記の意義を根本から否定するお話になっていますね・・・。なぜ、登記するのか?それは、権利を第3者に主張するため。裏を返せば、登記がなされていない権利は、第3者に対抗することができないのです。3級FP技能士無料ポイント講座にも掲載されているお話ですから、間違えてしまった方は、よく復習しておくようにしてくださいね。



☆ 学習参考ページ 3級FP技能士無料ポイント講座 不動産 


  第2回 不動産登記の基礎知識

  第4回 不動産取引の基礎知識



                        





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