第4回 金融政策とは?

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金融政策とは、日本銀行のおこなう経済の安定化策です。景気は、時に過熱しすぎ、時に減退しすぎますよね?体感といては減退ばっかりのような気もしますが、日本銀行は、こうした景気変動の波が激しくなり過ぎないように、様々な手を打っているのです。


基本的な考え方は、簡単ですよ。世の中にあるお金の総量を調節しているだけです。


景気が悪いときには、世の中にお金を流す


景気が良すぎるときには、世の中からお金を取り上げる


これを、いろんな手段を使って、おこなっているのだ。と考えれば、わかりやすくなります。


景気が良すぎて困ることなんてあるの?という質問が飛んできそうなので、金融政策のお話の前に、お答えしておきますが、「インフレーション、略してインフレ。」って聞いたことありますよね?景気がよくなると物価が上昇するのが一般的なのですが、あまりに物価が上昇しすぎるのも困りものでしょう?ですから、過熱しすぎた景気は抑える必要があるというわけです。


では、金融政策の種類についてお話しましょう。金融政策の具体的な手法については、以下の3つがあります。



金融政策の種類



・基準割引率および基準貸付率(公定歩合操作)


日本銀行が民間金融機関に対する融資をおこなう際に適用する貸出金利を操作して民間金融機関の資金調達コストに影響を与えようとする金融政策のことです。


支払い準備率操作


民間銀行は預金の一部を法定準備金として日本銀行に預け入れることが義務付けられており、この預け入れなければならない一定割合を操作することにより、市場の通貨供給量に影響をあたえようとする政策です。


公開市場操作


日本銀行が金融機関と手形や債券を売買し、金融市場の金利・通貨供給量に影響をあたえるものです。日銀が保有する債券等を売却する場合を売りオペレーション、日銀が購入する場合を買いオペレーションといいます。


このうち、3級FP技能士試験というより、FP試験なら、何級でも、出題されやすい金融政策は、公開市場操作です。


買いオペーレーション・売りオペレーションって書いてありますよね?これを、景気を浮揚(上昇)させたいときには、どっちを使いますか?景気の過熱を抑えたいときには、どっちを使いますか?という質問がよくなされるのです。


実は、この答えは、もう、お話しちゃってますけどね。


売りオペレーションは、日本銀行が債券等を売却するって書いてありますね。ということは、金融機関は、債券を受け取って、その代金を支払うことになります。


お金がなくなるってことですね。ということは?


最初にお話した、「景気が良すぎるときには、世の中からお金を取り上げる。」ということですから、売りオペレーションは、景気の過熱感を抑えるときにおこなうということになるのです。


買いオペレーションはこの逆ですね。


このように、考え方さえ、理解しておけば、忘れることもありませんし、間違えることもありません。丸暗記しようとせず、お金の流れがどっちへ向かうのか、考えながら学習をすすめてくださいね。




                        




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