第6回 債券の利回り計算

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ここからは、しばらく、FP試験 金融分野の山場のひとつともいえる債券について説明していきます。債券とは、簡単にいえば、借用書のようなものです。国債なら国にお金を貸してあげた証書、社債なら、企業にお金を貸してあげた証書だと考えればよいです。3級FP技能士試験では、債券については、利回り計算の概要をマスターすることが、ひとつのポイントとなります。ここでは、債券の利回り計算についてお話していきましょう。


まず、債券の利回り計算にでてくる専門用語をおさえておきましょう。


用語 意味
発行価格 投資家が発行時に買える値段のこと
償還 償還期日をむかえ、額面金額が返ってくること
利率 額面金額に対する利息の割合のこと


債券は、借用書のようなものだと最初にお話しましたが、違いは?といえば、債券は、売買されるのが当たり前である点です。発行された債券が、その後、売買されるということは、いつ購入したのか?によって同じ債券でも購入価格が違うということになりますよね。


ですから、発行時に購入した場合は、発行価格、発行後に、購入した場合は、購入価格というように、呼び名を区分しているのです。償還についても同じ理屈です。期日の最後まで、もってお金が返ってきたのなら、償還価格、期日を待たずに、途中で売却したのなら、売却価格と呼ぶのです。


利率は、そのままの意味ですが、ここで、おや?と思った方もいると思います。利回りと何が違うの?という疑問をもたれた方は、なかなかするどい!


利率は、最初に、「これだけ、利息を払うから、お金貸してよ!」と提示したものです。しかし、債券は、売買されていきますから、利息がいくらなのか?は、当初よりも、重要ではなくなっていきます。額面金額に対して、何%の利息がもらえるのか?よりも、自分の購入金額に対して何%もらえるのか?のほうが、気になりません?


つまり、投資家の気になる部分。投資金額に対して何%儲かるのか?という部分を1年換算で計算してみたものが、利回りなのです。



さらに!利息ばっかりではなくて、売却等によって得られる儲けも、あわせて考えてみたくなりません?これが、債券の利回り計算の項目にでてくる応募者利回り・所有期間利回り・最終利回りですね。算式をよくみれば、意味はわかりますよ。各算式を分解すると


(利息(最初から1年分表示)+1年分の売買等の儲け・損失)/投資金額


となっているでしょう?もっと、簡単にまとめてしまうと、債券の利回り計算の算式は、






となります。ご理解いただけましたか?ちょっと、アバウトになる面もありますが、原則的な考え方としては、これでOKなのです。ここは、丸暗記すべき学習項目ではありません。各算式を丸暗記するなんて、どう考えても大変そうでしょ?上記の簡易式とテキスト等に掲載されている公式を見比べて意味を理解しておくようにしましょうね。




                        




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