第9回 年金制度の概要

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ここからは、いろんな意味で最も有名な社会保険制度となった年金保険についてお話していきます。まず、年金制度の全体像をみてみましょう。


年金制度

※ 3階部分は、人によって加入の有無は異なります。




1階と書いてある項目には、大きく国民年金と書いてありますね。これは、基礎年金ともよばれ、日本国内に住所のある20歳以上60歳未満のすべての人が加入する年金制度です。



図では、自営業者でも会社員でもフリーターでもとにかく全員加入することをあらわしているのです。


次に、2階部分に目を移してみましょう。2階部分は、会社員等にしかありませんね。つまり、会社員や公務員等である人は、国民年金に上乗せされる年金制度があるということです。これが、厚生年金(共済年金)です。


3階部分については、上乗せ年金です。自分で申し込んで、加入したり、勤めた会社があらかじめ用意していたりと加入の経緯はいろいろですが、とにかく、ある人とない人がいる部分の年金制度なのです。


では、次に被保険者区分についてお話しましょう。これは、図中にある被保険者の代表選手を覚えておいて下さい。


● 代表選手


第1号被保険者 = 自営業者(個人事業主)


第2号被保険者 = 会社員


第3号被保険者 = サラリーマンの妻
(第2号被保険者によって、生計を維持されている20歳以上60歳未満の配偶者、保険料は無料です。


頭に入りましたか?この先、これらの年金制度について説明していきますから、国民年金や第1号被保険者といった言葉は、ずっとでてきますよ。あやふやなままだと、学習が進みませんから、しっかり頭にいれておいてくださいね。


☆ 厚生年金 共済年金の一元化


平成27年10月より、共済年金は厚生年金に統一されることになりました。今後は、公務員および私学教員も厚生年金に加入することになります。制度的な差異は原則的には厚生年金にそろえられます。


厚生年金 共済年金の一元化による主な変更点


・従来共済年金には、被保険者の年齢制限はありませんでしたが、今後は最長で70歳までの加入となります。

・保険料率は厚生年金の保険料率に統一されます。

・在職老齢年金の支給停止要件や障害年金の給付要件も厚生年金と同様となります。

・従来の共済年金にあった遺族年金の転給制度(先順位の者が失権した場合に次順位の者に支給される制度)は廃止されます。

・年金額の計算において、従来の厚生年金では百円単位(50円未満切捨て50円以上切上げ)でしたが、全て一円単位(50銭未満切捨て50銭以上切上げ)に変更されます。切り捨てた金額の合計額は翌年2月に支払われる年金額に加算されます。

・共済年金にあった職域部分の年金(共済年金特有の上乗せ年金)は廃止され、新たに「年金払い退職給付」が創設されます。



                        




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