第15回 貸宅地と貸家建付地

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今回は、貸宅地と貸家建付地についてお話します。3級FP技能士試験において、財産評価の中で最も扱われやすいといっても過言ではありませんから、ここは、特に、力をいれて学習しておくことをお勧めしますよ。


まずは、それぞれの意味を確実におさえましょう。


貸宅地とは、借地権の設定されている宅地
のことです。


貸家建付地とは、土地所有者が建物を建築し、その建物を貸し付けている場合の宅地のことをいいます。


大事なところですから、ただ読むだけではなく、イメージを持ってくださいよ。地主さんが、土地だけもっているのが貸宅地、地主さんが、土地と建物をもっているのが、貸家建付地ですからね。漢字にも、貸家ってはいっていますから、名前と意味を引っ付けて覚えておけば、混乱することはないですよね?


では、次に、貸宅地と貸家建付地の評価式をみていきましょう。


貸宅地の評価額 = 自用地評価額 ×(1−借地権割合)



貸家建付地 = 自用地評価額 ×(1−借地権割合×借家権割合×賃貸割合)


自用地評価額とは、自分で自由に使える場合の評価額のことです。宅地は、市街地なら、路線価方式で評価すると前回お話しましたよね?他人に土地を貸したり、建物を貸したりした場合、自分の土地や建物ではありますが、自由に使えなくなるでしょう?


1というのは、100%という意味ですから、100%から、自由に使えなくなる分を割り引いて、評価すると書いてあるのが、上記の計算式なのです。


借地権割合については、路線価図に表示されているものを用いるだけですし、借家権割合についても、原則として30%(大阪の一部の地区では40%)と決められていますから、深く考える必要はありません。


賃貸割合というのは、アパート等で、10部屋中入居者は、何人ですか?というお話です。全部埋まっているのなら、賃貸割合は、100% = 1 ということですね。


意味がわかれば、意外と簡単でしょう?いや、簡単だ、絶対に覚えられると自分に言い聞かせて、ここは、とにかく、それぞれの意味と評価式を確実に覚えておいて下さいね。




                        




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